NEWS 新着情報
失敗しない!タンブラーの印刷方法の選び方と基礎知識
タンブラーをオリジナルデザインで印刷して、ノベルティや記念品として活用したいと考えていませんか?印刷方法や素材の選び方を間違えると、仕上がりがイメージと異なったり、コストが高くなったりすることも。
この記事では、タンブラーの印刷方法についての基礎知識や選び方をわかりやすく解説します。
1. 回転シルク・パッド・レーザー刻印の印刷方法の違いとは?
まずは、タンブラーに用いられる代表的な3つの印刷方法について、それぞれの特徴とメリット・デメリットを見ていきましょう。
▼回転シルクスクリーン印刷
アイテムを回転させながら印刷するテクニックで、ほぼ全面に印刷が可能です。この手法はシルク印刷と同じ原理を利用していますので、輪郭も綺麗でインクも特色で印刷することが可能です。
【特徴】
シンプルなデザインやロゴを印刷するのに最適。インクを直接タンブラー表面に乗せるため、発色がしっかりしている。
【メリット】
広い面積への印刷が可能で、1周印刷にも対応。大量注文でコストが抑えられる。
【デメリット】
細かいイラストやグラデーション表現には不向き。
▼パッド印刷
板の上に乗せたインクをシリコン製のパッドに乗せたあと商品に印刷を行う技法。若干のカーブやデコボコした面にも名入れをすることが可能です。
【特徴】
凹凸があるアイテムにも対応できる印刷方法。小さなロゴやワンポイントに最適。
【メリット】
複雑な形状のタンブラーにも対応可能で、少量の印刷でも手軽に行える。
【デメリット】
印刷面積が小さいため、大きなデザインには不向き。
▼レーザー刻印
特定のインクを載せたりするわけではなく彫られた陰影でデザインを表現するので、立体感のある雰囲気と素材自体の自然な風合いが楽しめます。
【特徴】
レーザーで表面を削り、デザインを彫刻する方法。とくに金属製のタンブラーと相性が抜群。
【メリット】
耐久性が高く、削れにくい。高級感がある仕上がりに。
【デメリット】
カラー表現ができないため、デザインに制限がある。
2. 素材別に見るタンブラーと印刷方法の相性
タンブラーの素材ごとに、適した印刷方法が異なります。以下に代表的な素材とそれぞれのポイントを解説します。
▼ステンレス
【レーザー刻印】
・ステンレス表面を直接彫刻するため、デザインが剥がれず長持ち。
・高級感を演出できる仕上がりで、企業ロゴや記念品に最適。
・色の再現は不可で、彫刻部分の色は素材の下地による。
【シルクスクリーン印刷】
・単色ロゴやシンプルなデザイン向け。
・広範囲の印刷が可能。
▼ガラス
【シルクスクリーン印刷】
・シンプルなロゴや文字に最適。
・耐熱性の高いインクを使用することで、ガラス特有の環境に対応可能。
▼プラスチック
【パッド印刷】
・曲面や凹凸のある形状に対応可能。
・細かいデザインや文字を正確に再現できる。
【シルクスクリーン印刷】
・平坦な部分に単色デザインを印刷するのに適している。
・広範囲印刷にも対応可能。
3. タンブラー印刷で失敗しないポイント
オリジナルタンブラーを作成する際に、押さえておくべき3つのポイントを紹介します。
▼デザインデータの準備
印刷業者に入稿するデータは、Adobe Illustratorなどのベクターデータ形式(AI・EPSなど)が推奨されます。解像度不足や色のズレを避けるため、デザインは原寸サイズで作成しましょう。
▼印刷範囲の確認
タンブラーの形状やサイズによって印刷できる範囲が異なります。一周印刷が可能な場合もありますが、曲面のためデザインが歪むことがあるので注意が必要です。
▼素材と印刷方法の適合性を把握する
素材に適さない印刷方法を選ぶと、剥がれやすくなったり、仕上がりが悪くなることがあります。例えば、プラスチックにレーザー刻印を選ぶと、見栄えや耐久性に影響が出ることがあります。
▼発注ロットと納期の確認
印刷方法によって、最小発注数や納期が異なります。少量制作ならパッド印刷、大量制作ならシルクスクリーンなど、用途に合った方法を選びましょう。
4. まとめ
タンブラーの素材ごとに適した印刷方法を選ぶことで、デザインの仕上がりや製品の耐久性が大きく向上します。適切な印刷方法を選ぶには、素材の特性・用途・デザインの複雑さ・予算を考慮することが重要です。
5. オリジナルグッズの作成はグッズダイレクトにお任せ!
グッズダイレクトでは、さまざまなオリジナルグッズを最低1個から、全国送料無料で作成できます。
専門のデザインソフトなどがない場合、高い金額を払ってデザイナーに依頼しなくてはなりませんが、グッズダイレクトでは、デザインづくりを無料でサポートしております。作成前にイメージを確認できるデザインシミュレーターやデザインのご相談も無料で承りますので、ぜひお問い合わせください。