オリジナルトートバッグ制作で失敗しないための7つのポイント&用途別おすすめ活用シーン
目次
オリジナルのトートバッグ制作を検討していますか?
「素材が思ったより薄かった」「印刷が安っぽく見える」などの失敗も少なくありません。
本記事では、トートバッグを印刷物や販促品として活用する際に押さえておくべきポイントを、印刷方法・生地・厚み・マチ・用途別シーンに分けて詳しく解説します。さらに、展示会・物販・セミナーといった用途別におすすめトートバッグの仕様もご紹介します。制作前にぜひご一読ください。
1. トートバッグの印刷方法を選ぶときのポイント
オリジナルトートバッグは、自己表現の手段としてもプロモーションアイテムとしても大変魅力があります。オリジナルトートバッグを特別なものにするためには、印刷方法の選択が重要です。一般的な印刷方法にはいくつかの種類があり、それぞれに特徴があるため、デザイン・コンセプト・使用用途・予算に合わせた方法を選ぶことが大切です。
シルクスクリーン印刷

シルクスクリーン印刷は版を使って色を重ねる伝統的手法。
▼メリット
ロゴや単色デザインが鮮明で、大量生産に強い。
▼デメリット
色数が増えるとコストアップ。グラデーションには不向き。
フルカラー印刷

フルカラー印刷(デジタル印刷)は写真・グラデーション・複雑なデザインを表現するのに最適。
▼メリット
細かな表現が可能。シルク印刷と異なり、版の作成が不要なため、少ロット対応にも便利。
▼デメリット
フルカラー印刷は一つ一つの単価が高くなる傾向にあり、少量生産には向いていますが、大量生産にはコストがかさむ点を考慮する必要があります。
→ 印刷方法は「デザインの複雑さ」「予算」「数量」で選びましょう。
2. 「厚み(oz)」がバッグの印象を左右する

トートバッグ選びで意外と見落とされるのが「厚み(オンス=oz)」。
厚みが低いと配布用には適していても耐久性が落ち、高いと質感・高級感がアップします。
厚みの単位「oz(オンス)」とは?
トートバッグの厚みを表す単位として「oz(オンス)」が使われます。このオンスは、生地の重さを指す単位であり、1オンスは約28.35グラムに相当します。1平方ヤードの生地の重さが1オンスであれば、その生地は薄手であると言えます。逆に、数値が大きくなるほど生地は厚く、堅牢であることを意味します。オンス数を理解しておくことで、目的に応じた厚みを選ぶことができ、より満足度の高いトートバッグを作ることが可能になります。
5oz:大量配布用の安価な生地
5ozのトートバッグは、大量配布向け、価格抑制型。軽量で手軽だが長期使用にはやや不安。
10oz:しっかりした厚みのある生地
耐久・質感ともに優れており、販売用・ギフト用として最適です。
→ 用途に応じて「使い捨て配布用」か「長く使われるブランド向け」かで選びましょう。
3. 生地選びの3大タイプ

オリジナルトートバッグを作る上でとても重要な要素が生地の選択です。使用目的やデザインに合わせて、最適な生地を選ぶことが肝心です。生地には使い心地・耐久性・環境への配慮など、様々な特性があります。トートバッグの印象を決める大きなポイントでもあるため、生地選びは慎重に行う必要があります。
コットン生地
肌ざわりがよく、ナチュラルなデザインに向く。プリントのノリも良好。
不織布生地
コストパフォーマンス重視の配布用として最適。軽くて多数配布に向いています。
ポリエステル生地
耐久性・耐水性に優れ、ビジネス用途やアウトドアシーンにも活躍。
→ 「環境配慮」「低価格配布」「高耐久使用」の観点で選択しましょう。
4. マチ(底面・側面)の形状で容量と印象が変わる

マチとは、バッグ底部や側面の余裕部分。容量・型崩れ・見た目に影響します。
「マチ」の種類
バッグのマチには様々なタイプがあり、「広がり」と「形」の2つの特徴で分類することができます。バッグの底が平らで、側面がストレートに伸びている「平マチ」、底面がもっとも広くなるように設計された「船底マチ」、四角形の底面を持つ「角底マチ」など、それぞれの形状によってバッグの容量や使い勝手が変わってきます。
折りたたむことでバッグをコンパクトにすることができる「折りたたみマチ」など、便利な機能を兼ね備えたタイプもあります。このようにマチの種類は多岐にわたり、その選択はバッグの機能性やデザインに大きく影響します。
船底タイプ
丸みがあり、女性向け・やわらかい印象。
角底タイプ
自立しやすく、大量収納に適した実用設計。
→ 「何を入れるか」「どこで使われるか」でマチのかたちを決めましょう。
5. 用途別おすすめシーン
トートバッグは、あらゆるシーンで活躍するアイテムです。展示会・物販・セミナーなどでも、オリジナルトートバッグは、使いやすさだけでなく、ブランドメッセージの伝達手段としても非常に有効です。
展示会
資料やパンフレットを入れて配布する際には、ブースデザインと統一感のある配色・ロゴ刺繍がおすすめ。
▼ポイント
●展示会のテーマに合わせた柄やロゴの刺繍
●ブースの雰囲気を反映したカラーリング
配布する資料や小物もスムーズに収納できるよう、マチの広いデザインやポケット付きのものを選ぶと、便利であると同時に参加者からの評価も高くなります。
不織布A4スクエアトート
カタログや資料入れに最適なマチ薄タイプの不織布トートです。
※本体カラー:全11色
物販
購入後にも継続使用されるよう、厚手生地+高級印刷で“持ち帰りたくなる”仕様に。
▼ポイント
●商品の価値を高めるために素材やデザインにはこだわる
●耐久性に優れている厚手の素材を選ぶと繰り返し使用してもらいやすい
●商品やブランドのイメージに合った洗練された印刷方法でロゴやイラストを映し出すことで視覚的な訴求力が増す
●持ち運びやすさも考慮しつつ、粗品程度の軽さや贈りものとしての重さをバランス良く設計する
限定品としての特別感を出すために非売品のタグをつけたり、数量限定での配布など、顧客にとってメモリアルな価値を持たせると記憶に残るサービス提供が可能になります。
5オンス 厚手コットンマチ付トートM
シーチング生地と比較して中身が透けにくく、低価格の厚手コットン定番舟形トートバッグです。
※本体カラー:全3色
12オンス キャンバストートL
厚みのあるコットン生地のトートバッグです。広めのマチで荷物の収容に優れており、お買物やアウトドアでもご利用いただけます。
セミナー
受講者が使い続けられるデザインに。「社名+キャッチコピー」程度でシンプルにまとめるのが鉄則。
▼ポイント
●シンプルなデザインの中にも社名やセミナーのキャッチフレーズを盛り込むことで、知的な印象を与えることができる
●セミナーのテキストやノートパソコンなどが整理しやすいよう、内ポケット付きやクッション性のある内装を考慮した設計が喜ばれる
●サイズや持ち手の長さに気を配り、長時間持っていても疲れ知らずな快適な使い心地を追求する
記念品としても機能するため、受講者がセミナー後もよく使い、どこにいてもそのバッグを持っているという状態を目指すと良いでしょう。
不織布コンビトート(M)
しっかりマチ付のA4サイズが収容可能なカジュアルなアクセントカラーが嬉しい不織布素材のトートバッグです。展示会での配り物トートバッグとしてやオープンキャンパスなどで資料を入れるトートバッグとしてもご利用いただけます。
※本体カラー:全4色
不織布スクエアトート
スクエア型の不織布のトートバッグです。肩掛け可能な広いマチ付タイプでA4サイズもゆとりを持って入れられます。展示会やオープンキャンパスなどで利用する配り物用など書類を入れる際に便利です。
※本体カラー:全11色
6. エコバッグ・SDGs視点の活用
レジ袋有料化などで注目を集めているエコバッグ。原料や素材選定にも注目です。
フェアトレードコットン、生分解ポリエステル素材などを使用すれば、ブランドの環境意識を示すツールとして高評価。
エコバッグとは?
エコバッグとは、環境保全を意識し、使い捨てのプラスチック袋を減らすために使われる再利用可能なバッグのことを指します。その素材は、布・不織布・リサイクルされたプラスチックなど多様で、耐久性やデザインにも富んでいます。最近では、お洒落なデザイン性の高いものも増え、人々のエコなライフスタイルの一部になりつつあります。
SDGsとエコバッグ
SDGsとは、持続可能な開発目標として国連が掲げた17の大きな目標を指します。その中で、エコバッグは特に「責任ある消費と生産」に関連し、地球環境の保護に大きく寄与していると言えます。レジ袋削減の施策だけでなく、プラスチックごみの海洋汚染への影響も意識され、それに代わるエコバッグの普及がSDGs達成のための一歩となっています。オリジナルトートバッグを作成する際もSDGsの観点から素材選びやデザインを考えることが消費者に好印象をもたらし、更なる価値を創造することに繋がります。
リフェロ・再生PETマイバッグ
使用済ペットボトル等を原料とする再生PETポリエステルを使用した、プラスチックスマートに貢献できる、素材もエコなバッグです。マチのあるワイドサイズで頼れる容量も魅力です。
※本体カラー:全5色
スペンザ・ソフト再生PET コンビニサイズエコバッグ
ちょっと買い物をしたいときに便利な使いやすいサイズ。未使用時は小さく畳んでコンパクトに収納できます。回収された使用済みペットボトル等を原料とする再生PET生地を採用しており、SDGs関連のアイテムとしてもご提案いただけます。
※本体カラー:全5色
フェアトレードコットンとは?

フェアトレードコットンとは、生産者が公正な対価を保証され、労働条件の改善や環境保全にも配慮された取り組みの元に栽培された綿のことです。エコバッグに使われる素材としても注目されており、オリジナルトートバッグを作る際には、このような社会的・環境的責任を果たした素材を選ぶことがエシカル消費を支持する層からの支持を得ることにも繋がります。バッグの質感や物語性を高めたい時には、フェアトレードコットンなどの特別な素材を選ぶことをおすすめします。
→ 素材選びも“ブランド価値”に直結します。
7. オリジナルトートバッグのご相談は「グッズダイレクト」へ
弊社では、小ロット/デザイン無料/全国送料無料の条件を整えて、チーム・団体・企業のオリジナルバッグ制作をサポートしています。
①数量:最低1個から!
商品によっては最低1個からオリジナルグッズが作成できます。
※商品によって最低ロットが異なります。
②商品提案:無料
担当者がご希望の条件に合ったグッズを何度でも無料でご提案いたします。
③全国送料:無料
※沖縄・離島は別途実費となります。
④印刷イメージ:無料
どのような仕上がりになるか事前に印刷のイメージを無料でお送りします。
⑤お支払い:納品後でOK!
多彩なお支払方法をご用意しており、納品後のお支払いもお選びいただけます。※要審査あり
グッズダイレクトはこちら>
まとめ
オリジナルトートバッグを制作する際は、印刷方法・厚み・生地・マチ・用途の5つを押さえましょう。
用途別に最適な仕様を選び、さらに“環境配慮素材”も加えれば、配布効果・ブランド訴求力ともにアップします。
短期間・少ロットでも高品質な制作をご希望の方は、ぜひ弊社「グッズダイレクト」までご相談ください。







